四国支部総会報告
6月18日(金)、高松市内の「全日空ホテルクレメント高松」において、第49回洛友会四国支部総会が開催されました。
本部から近藤文治会長、教室から石川順三教授の御出席をいただき、四国内からは32名の会員が集まりました。
総会は、今年春の叙勲で栄えある旭日大綬章を受章された近藤四国支部長(昭28年卒)の挨拶で始まりました。地方分権が進み、大学が独立行政法人化されるなど変革の時代だが、こうした時代こそ大学の役割は重要で、京都大学の、また洛友会の力で先行き不透明な時代を乗り切らねばならないとのお話しがありました。
次に近藤会長から御挨拶をいただき、構造改革が叫ばれている昨今、京都大学では独立行政法人化や桂キャンパスへの大学院の移転が進み、洛友会でもかつてない改革の時期を迎えている、と力強くお話しになりました。
石川教授からは、桂キャンパスへの大学院移転について、設備・風景を撮影した写真などをプロジェクターで分かりやすく説明していただきました。また、大学の独立行政法人化に伴う研究者としての環境変化についてもお話しをいただきました。
続いて、会計・会務報告に移り、10年間の長きにわたり支部活動にご尽力いただいた近藤支部長と井上副支部長が御退任され、武智支部長・四宮副支部長の新体制がスタートしました。
その後、船越先輩(昭22年卒)の乾杯音頭に始まり、先生方や友人と酒を酌み交わしながら懇親会となりましたが、話題の中心はなんと言っても、近藤前支部長に持ってきていただいた旭日大綬章の勲章と勲記でした。お持ちいただき大変有難いところであるうえ、思いがけず親授式の様子についてもお話しをいただけるなど、非常に楽しい会となりました。あっという間に予定の時間となり、最後には、恒例となりました「逍遙歌」と「琵琶湖周航の歌」の合唱で懇親会を締めくくりました。
その後、有志一同は同ホテル21階のバーにて、高松の夜景を眺めながら深夜まで親交を深めました。
翌日、石川先生は四国支部メンバー有志と一緒に志度CCにてゴルフを楽しまれました。
段上玲浩 (平8年卒) 記
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