中部支部「秋の例会」
洛友会会報 207号

 

中部支部「秋の例会」

 恒例となっています中部支部の「家族同伴・秋の例会」が、去る11月13日に29名の参加を得て開催されました。この例会は文化・研究施設の見学と行楽を兼ねたもので、今年は桂キャンパスの見学が目玉でありました。
 京都行については、今年の春総会の折に来賓としてお越しいただいた電気教室の佐藤教授より、プロジェクタを使って桂キャンパスの現状を報告していただきましたので、参加者一同久しぶりに向学心が目覚めたのか?秋には是非桂に行こうと言う事になりました。また本部時計台の下がフランス料理のレストランに変身した事も伺い"昼食を時計台で"と言う事にもなりましたが、会場は一年先まで予約済と言うことで残念ながら実現できませんでした。時計台(フランス料理)の人気には幹事一同感心しています。
 さて、例会ですが、当日は雨の合間にもかかわらず快晴に恵まれ皆気分よく出発したまでは良かったのですが、高速道路に入るや否や事故による渋滞に遭遇し、さらに京都市内では秋の慢性的な渋滞により桂キャンパスには一時間以上遅れて到着しました。キャンパスでは休みにも拘らず我々のために、教室の専攻長をしておられる大澤教授の出迎えを受け、教室内を案内して頂きました。その後、南禅寺での食事だったのですが、昼食にあり付けたのは何と三時すぎになってしまいました。
 昼食後は更に過酷な試練が待ち受けていました。南禅寺から約一時間、哲学の道を白川通りまでのAコース、吉田山を越えて本部時計台までのBコースを歩くと言う事になりました。老人、ご婦人も含め全員完歩はしたものの、さすがぐったりしているように見受けられました。
 その為か、帰りのバスの中は話し声も少なく、走行音だけが聞こえている状態でした。今年の秋の例会は「本当にお疲れさまでした。」の一言に尽きる一日でした。

 林 靖人(昭42年卒)記

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