中国支部 第3回 企業見学会開催
中国支部では、平成16年11月20日土曜日に広島市西区の萬国製針株式会社を訪問し、第3回企業見学会を行いました。
同社は世界の針業界におけるトップ企業であり、針の微細で精密な加工技術を基に自動車関連、電気関連、化学関連、医療関連などで多角化を進め、地域のユニークな企業として高く評価されています。
小さな針の完成までには約27もの工程がありますが、そこで扱われる研磨、成形、熱処理、メッキなどの技術は、電気系の技術者である参加者が普段触れることのないものばかりであり、それだけに工程の一つひとつを興味深く見学させていただきました。
当日は、池内支部長をはじめ11名の会員の皆さまにご参加いただき、萬国製針様による原材料の鋼線から縫い針が作られるまでの工程についての丁寧なご説明に熱心に耳を傾けるとともに、針作りにかかわる膨大な技術とノウハウを垣間見ることができ、充実した時間を過ごすことができました。
私は今回はじめて洛友会中国支部の行事を担当させていただきましたが、今後も見学会を実施できるよう、企画を継続していきたいと思っております。
平岡正憲(平10年卒)記
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