長尾真先生 2005年度 日本国際賞受賞
受賞理由:自然言語処理および画像の知識処理 に対する先駆的貢献
日本国際賞は、科学技術において独創的・飛躍的な成果を挙げ、科学技術の進歩に大きく寄与し、人類の平和と繁栄に著しく貢献したと認められた人に贈られるもので、昭昭和58年創設に際しては、閣議において関係行政機関が協力して実施することが了解されています。
今回は、情報・メディア技術と細胞生物学が選考対象分野となり、長尾先生を含めて3名の方が選ばれ、4月20日に、天皇、皇后両陛下、衆参両院議長、最高裁長官のご臨席のもと、授賞式、祝賀パーティが催されました。
今回の長尾先生の受賞は、先生が京都大学工学部電気系教室において長年研究を進めてこられました、言葉の解析や自動翻訳、人の顔や航空写真の解析・認識、電子図書館システムなど、人間的な情報処理の実現を目指した知的な情報メディア処理に関する先駆的研究によるものです。(松山隆司(昭和49年卒)記)
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