昭和30年卒業・50周年同窓会
我々のクラスは5年ごとに関西と関東でクラス会を開催しているが、50年の節目に当たる今回は是非京都で、そして京大時計台記念館の完成や桂キャンパスへの電気系大学院研究科の移転等もあったため、これら新しい施設を是非見学したいという希望も多く、新緑の5月22日、前回に引き続き京都での開催となった。卒業生数61名中物故者4名で、57名のうち47名のクラスメイトと9名のご夫人の参加があった。これは卒業生総数の77%、生存者数の82%強であり、50周年ということもあるが、この年代としては大変な高出席率である。午後早々に吉田キャンパス時計台に集合し、歴史展示館と総合博物館を見学した後、タクシーで桂キャンパスへ。吉田キャンパスでは京大ならではの展示資料に見入り、また売店で記念に京大グッズを買い求める姿も見られた。桂キャンパスではまず巨大LEDディスプレーに映し出された「歓迎 昭和30年卒御一行様・・」という文字に一同大感激。生憎の小雨で、桂キャンパスからの京都市街の眺望は今ひとつであったが、休日にもかかわらず松重和美副学長、北野正雄教授のご好意で電気系の建屋内とキャンパスの時計台などのご案内を頂き参加者は大満足であった。その後嵐山渡月亭・松風閣に移動し、大堰川の中洲からの夜景を窓外に見ながらの懇親会となった。顔を合わせると一気に50年前にタイムスリップして旧交を温め、これからの人生に向けてお互い示唆に富んだ話題が飛び交うなど、大満足の一夕であった。翌日は自由行動としたが、10名の参加によるゴルフ会を東城陽GCで開催した。今回現地スケジュールは関西の幹事が担当したが、事前の案内や充実した近況集の作成など、東京側の葉原耕平幹事に依存するところ大であった。今回クラス会のアレンジがスムーズに進んだのはインターネット・電子メールのお蔭である。3分の2の方々との連絡はメールに拠った。その後、秦祐夫君のボランタリーでインターネット上にアルバムが設けられ、多くのディジカメの撮影者からの投稿ですでに100葉近く(6月11日現在)が掲載されている。ヒット数も日々うなぎ上り。50年の間の目覚しい技術の進歩の一端である。
幹事(50音順、敬称略) 東京:葉原,魚住 関西:岡田,木村磐,木村隆,中堀,西川,吹訳,福川 葉原耕平,木村磐根 記
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