支部だより
洛友会会報 216号


中国支部  第5回 企業見学会開催

 中国支部では、平成18年12月9日(土)に「第5回 企業見学会」を開催しました。
 今回は、池内前支部長をはじめ11名の会員の方に参加していただき、広島市西区の株式会社東洋高圧を訪問しました。
 見学会に先立ち、西区横川で昼食会を行いました。会話がおおいに盛り上がり、会員相互の交流を深め、私も先輩方からの興味深いお話を伺うことができました。
 訪問先の株式会社東洋高圧は、昭和56年に設立され、主に実験装置の製造開発を行う会社です。たずさわる分野は高温高圧や真空分野をはじめ、石油化学、新エネルギー、食品化学など多岐にわたりますが、製造する実験装置は個々に仕様が異なり、世界に一つだけのものが多くあります。高い技術力を有しており、特に、「超臨界抽出装置」でシェアナンバーワンです。
 まず、野口社長から、ダイオキシンの分解から醤油やお酒、化粧品まで、超臨界技術の持つ様々な可能性について、パンフレットとパワーポイントを併用しながら、非常に興味深いお話を判り易くご説明いただきました。
 その後、工場内をご案内いただきましたが、私たち電気系の参加者にとって、超臨界技術はあまりなじみのない技術分野であり、新鮮な感動をもって、工場見学することができました。
 また、ライバル企業を寄せ付けないノウハウの蓄積により、多様な機器の開発を行い、高い競争力を持つ企業の経営者である野口社長自らのお話を伺うことで、大いに刺激を受けることができました。
 最後に、会社の前をお借りして、集合写真を撮影し、解散しました。
 今後ともより多数の会員に参加していただける企画を実行し、洛友会中国支部の活動を盛り上げていきたいと思います。

(平成10年卒 平岡正憲)記

 

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