卒業五十周年記念クラス会
卒業当時、想像もつかなかった五十周年が巡ってきました。
昭32年電気卒の47名(内同伴夫人14名)は京都に集まりました。
一日目は嵯峨野を散策し、竹の径、新緑、名園など京都の美しさを満喫の後「嵐山弁慶」で五十周年を喜びあいました。
記念会は学歌(九重に)斉唱で始まり、他界された十君の写真を掲げて追悼の黙祷の後、旧交を温める積る話に時を忘れました。
既に馴染みになっている夫人グループのお喋りもかなり弾みが付いていました。
五十周年記念に制作配布した「学歌」「洛友会の歌」「琵琶湖周航の歌」「逍遥の歌」のCDに合わせ肩を組んで高唱し、松田先生の歌詞「今日なつかしきこの集い 青春の日はよみがえる」を実感しました。
二日目は蹴上から哲学の道、京大時計台が散策コースです。
途中、住友有芳園で東山を借景とした近代庭園の粋、泉屋博古館では古代中国文化の凄さに触れ、法然院ではここに眠られる恩師大久保先生の墓前に写真を掲げて在りし日の先生を偲びました。
大学では、嬉しくも保存されている赤レンガ門に五十年前の記憶をよみがえらせ、かっては入り難かった時計台下に開かれたサロンでの歓談でもって楽しかった二日間を閉じました。 (西台 惇 記)
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