支部だより(5)
洛友会会報 217号


関西支部総会報告

 平成19年度の関西支部総会は、6月3日(日)に、京都大学時計台記念館国際交流ホールにて、約30名の参加を得て開催されました。また、総会に先立ち、「最近の産学連携プロジェクトに思うこと」と題して講演会を開催しました。講演会では、関西支部長で(財)京都高度技術研究所・産学連携事業本部長の市原達朗氏(昭和42年卒)より、価値観の多様化が進む今日、人類が環境・エネルギー・資源・人口問題でかつてない危機に直面している現状を踏まえ、日本の産業政策の課題、21世紀のあるべき企業文化、さらには大学の果たすべき役割について、示唆に富み熱のこもったお話をいただきました。後の懇親会でも、協業から共存・共栄への発想の転換などについて意見交換が盛んに行われ、有意義な講演会となりました。
 総会では、市原支部長からの挨拶の後、議事として平成18年度事業報告ならびに決算報告、平成19年事業計画ならびに予算編成、平成19年度関西支部役員改選について審議され満場一致で承認されました。平成19年度の 新役員は、
  支部長 田中宏毅 (昭和43年卒)
  副支部長 北井茂 (昭和44年卒)
  総務幹事 阿部正之 (昭和53年卒)
  会計幹事 岩城吉信 (昭和57年卒)
の各氏です。
 また、議事の後、本部代表幹事の木村先生より、本部で進められている洛友会改革の検討状況などについて、お話をいただきました。
 支部総会終了後は、引き続き懇親会が開催されました。懇親会は、会長の長尾先生のご挨拶、音頭による乾杯で幕を開け、先生方や会員の方々が旧交を温め、あるいは新たな交友を楽しみながらの、にぎ やかな歓談の場となりました。最後は、北井新副支部長のご挨拶に続き、関西支部恒例の「洛友会の歌」を全員で斉唱した後、田中新支部長の一本締めでお開きとなりました。

(昭57年卒 吉川典雄)記


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