同窓会だより
洛友会会報 224号


昭和46年電気系学科卒業生 還暦記念同期会報告

 去る平成21年2月21日・22日に、「洛友会46還暦会」と銘打って、静岡県の「月の栖熱海聚楽ホテル」にて昭和46年電気系学科(電気、電子、電気第二)卒業生の同期会が開催されました。参加者全員の心掛けが良かったせいか、前日までの雨模様が一転、穏やかな日和に恵まれ同期生35名が熱海に集まりました。ホテル自慢の海が見える温泉でひと風呂浴びた後、夕方6時より宴会を開始。乾杯の後、まず始めに同期の吉田進君から、写真を多用したスライドを使って最近の大学関係の話題が提供されました。卒業以来40年近く大学から遠ざかっていた参加者も多く、卒業直前の70年安保紛争以来荒れていた本部時計台の建物の近代的な装いと設備への生まれ変わり、電気系のシンボルだった赤レンガの門構えを残しての建物の改築や他学科との共有の様子、今出川通りへの出入り口の近代化、最近の学部・学科の再編や研究内容、桂キャンパス発展の様子など、多岐に渡って変貌してきた母校の様子に改めて時の流れを感じました。続いて各人の近況報告となりましたが、一旦飲食を始めると中々話を聞かないだろうから代表数人の話に留めておこう、という幹事団の当初の目論見が見事に外れ、其々の興味深い話に皆が熱心に耳を傾けるという異例(?)の展開になりました。還暦記念同窓会に相応しく、健康の秘訣あるいは病気克服顛末記などの話が多かったものの、自著の紹介、夫婦円満の秘訣など多彩な話題で盛り上がる中、飲み放題のアルコールと料理もしっかり堪能し、一次会は終了。その勢いを駆って、飲み会用に確保した部屋に席を移し、多くの仲間が夜遅くまで思い思いに旧交を温めました。



 翌日は揃って朝食を楽しみ、全員参加のプログラムはここまで。その後は、再会を誓い合いながら、3組12名が「西熱海ゴルフ場」に向けて出発、他の参加者は三々五々の解散となりました。引き続き穏やかな日和に恵まれた熱海での観光を楽しんだ人、南伊豆まで足を伸ばした人、一目散に家族の元に戻った人など様々でしたが、還暦記念の同窓会は思い出深く無事終了となりました。



 2009年2月28日
  文責:成松 洋



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